アナと雪の女王２感想

少し残念だけど

でもエルサが人間の「普通の女の子」から遠ざかってしまったことは少し寂しいと思ったりしました。
公開前はエルサも恋をしてパートナーを得て、幸せになってほしいなーなんて思ってたから。
なのでアナが「エルサが第５の精霊だったのね！」って言ったシーンでは「物分かり良すぎやろォ！！」って思ってしまったり…
よく知る人が実は精霊だったって言われても、笑顔で受け入れられるあの世界の人たちは頭の柔らかさを尊敬します。特にアレンデール国民のおおらかさよ。国を氷漬けにされても、突然地震で追い出されても、女王が代わっても、王国が幸せで満ちているのは彼らの忍耐のたまものなのです…。

でも大丈夫！

まあそんなこんな色々と思うところはあったけど、結果的には
そんなことはどうでもいいやって。
だってエルサは満足げだったし、アナもクリストフもオラフも変わらず幸せだったし。
（あ、でも正直オラフはエルサに付き添ってやれよと思いました。なんで3対1に分かれてんだよと。まあでもそんなこともやっぱり些末なことですよね。）

なぜなら「ファー！」ってなれたから。

世界中の子供たちを「ファー！」ってさせてくれたから。
エルサが精霊だったのも納得だよね。普通の女の子に世界中を震撼させる映像美を演出させることは難しいですもん。隅々まで美しい映像と、素晴らしい音楽と、愛くるしいキャラクター達を劇場で堪能出来たことが幸せです。
それを作っている人たちがいて、待っていた人たちがいて、楽しんだ人たちがいる。
アニメーションを劇場で見られる幸せを再確認させてくれた映画でした。
もし続編があったら今度は3回見に行きたいな。そして3回「ファー！」ってなりたい！